[旅行]チベットに行ってきました。(5)

第2日目(その2) 8月31日(水)

12:15 西寧市内に戻る途中、レストランで昼食。郷土料理ということですが、上海で食べたものとほとんど変わりありません。従って、料理の写真は省略。


13:45 東関清真大寺を見学。ここは青海省最大のイスラム教の寺院とのこと。入り口の門をくぐると、大きな中庭が広がっています。ちょうど、多くの信者さんが集まってきて礼拝の最中に出くわしました。後ろの方で静かにしておきます。
Poさんの案内によると、こうして毎日近くの信者さんが集まってくるそうです。毎日4000人、金曜日の礼拝には約2万人がこの広場で祈りをささげるとか。


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イスラム教徒の人たちにとって私達は異教徒で興味本位の見学者です。嫌な思いをしている信者さんもいるはずですが、ある年配の信者さんが私に近づいてきて、ニコニコと話かけてきます。中国語のようです。ちょうどPoさんもいないし、中国語のできるご主人さんもいません。
「私、日本人です。日本からの旅行者です」と英語でいっても通じません。アラビア語で言わないとだめなのかなあ。(笑)
そこで、自分を指さし「リーベン(日本)、リーベン(日本)」と言ってみました。
そうすると、そんなことは初めからわかっているというような顔をし、「いろんなところを見れ」と言っているようです。
建物をいくつも指差すのすのです。おー、なかなか親切な人のようです。

また、広場の横に手入れされた樹木が植えられています。私、植物に興味があるので下から見上げていました。ちょうど側に若い中国人カップルもいたのです。そうすると、ちょっと権威のありそうな信者の人が寄ってきて、この樹木の説明を中国語でしてくれるのです。当然、何もわかりませんが、結構手を加えて育てているいるらしいのです。
この樹木、葉はマメ科のものです。エンジュかなあ。


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この寺院の周囲はイスラム教徒の居住区です。お店もイスラム関係です。「清真」という漢字を多く目にしますが、これはイスラムのことと聞きました。
街角に日本では見たこともない、3輪車のタクシーが停まっていました。障がいを持った物乞いの人も見かけました。(写真は撮っていません)
瓜やブドウが実に美味しそうです。


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15:00 南禅寺の見学。日本でも同じ名前のお寺さんがありますね。かなりきつい上り道が続きます。
私達以外の観光客はいません。
ここから西寧市内が見渡せます。建設中のビルもたくさんあります。公共交通機関はバスだけのようで、「こりゃ、地下鉄工事を急がないと」など余計な心配を皆でしました。


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このあと、夕食までに時間もあります。夕食を取るホテルの近くに来た時、同行者のみなさん、コーヒーを飲みたいという意見が一致。コヒーショップは、、、。
Poさんも添乗員さんも真剣に探してくれるのですが。スタバもマックも見当たりません。(笑)
ここで、あの中国語堪能なご主人さんの出番。道行く人に片っ端からお店を聞いてくれます。このご主人さん、長年ご夫婦で上海で暮らしてたと聞きました。
どうも自分で会社を経営していたか、上海進出の日本企業でのお偉いさんであったようです。私、ひそかに「ボス」と呼ぶことにしました。
ご夫婦とも出しゃばらす、必要な時に、私達をサポートしてくれます。
ボス夫婦が「向こうの公園の中にに喫茶店があるらしい。ちょっと見てきます」と私達から離れて行きました。
ちょうどその時、添乗員さんが、コーヒーショップを見つけてきてくれました。ボス夫婦に添乗員さんが携帯電話で連絡。
別々にコーヒーをいただくことに。
あれ、コーヒーショップの写真を撮っていません。店内にはたくさんの書籍が置いてあり、素敵な雰囲気のお店でしたのに。

17:30 夕食。当然、中華料理。
同じようなものばかりですが、写真を少し。そうです。最後の写真が問題なのです。
飲酒は控えるようにとPoさんから再三注意があったのですが、ある同行者がお店の中でも一番強い白酒(?)を注文。みんなに勧めてくれるのです。私、缶ビール1本でも顔が真っ赤になるくらいですので、丁寧にお断りしました。
このお酒の好きな同行者、いつも首に赤いスカーフをかけているので、私、「チベットの猪木」と呼ぶことにしました。この猪木さん、実は日本からVSOPを1瓶持ち込んでいたのです。

食事中、同行の女性がお皿がもう1つ欲しいと言うと、ボスの奥さんが店員さんに小さな声で言うのです。奥さんも中国語ができます。「買い物程度ですよ」と言うのですが、すごい。
ボスが言うには、奥さんの方が数字の聞き取りがはるかにうまいそうです。
このご夫婦の話では、中華料理店では、いくら丸テーブルでも、主賓の位置は暗黙で決まっており、お店の人もそれはわかってサービスをする。普通、お皿の追加はしない。だから、先ほどの店員は怪訝な顔をしたでしょと。
また、魚料理が出てくると、これで終わりですよとのこと。いやー、勉強になります。


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夕食を終え、青海省を後にします。もっと時間に余裕があれば、青海省博物館に行ってみたかったし、青海湖も、、、。
18:40 バスで西寧駅着。
駅構内入り口横では完全武装した警察官が警備をしています。マシンガンを持った警官など日本では見たこともありません。
当然、パスポートと荷物のチェックがあります。私達の一行が検査を受けるために並んでいると、どこからか警官がやって来て、「こちらの入り口の方が空いていますよ」と誘導してくれるのです。
どうもたくさんの人間が一か所に集まるのを嫌っているのでしょうね。


19:05 無事検問通過。構内はまるで空港のよう。西寧駅、新しいです。お客さんがいっぱい。
Poさんが皆のパスポートを持って、チケット購入に行きます。おそらくこの時、入域許可証も提示するのでしょう。どんなものか見たかったのですが、、、。


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私達が乗る列車はZ6811便。西寧を20:15発です。
西寧-ラサ間のチケット代金は781元(シルバー料金のようです。笑)ですので、日本円にして約12,000円程。

駅構内で少し休んで19:40ホームに。改札口でもパスポートとチケットのチェックがあります。チケットには、パスポート番号の一部と姓名のうち苗字だけが印字されていました。
ホームにはすでに列車が。長いです。一体何車両あるのでしょう。
列車の入り口でまたチケットなどのチェックです。この時、また、トラブルが、、、、、。いつもすっといきませんねえ。
なぜ、列車に乗り込めないのかわかりません。また、Poさんがどこかに消えてしまいました。どうも、何か手続きにミスがあったようです。10分ほど待ってやっと乗車OK。この間の事情はPoさんからの説明はありません。


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私達が乗るのは軟座(一等寝台)、2段ベットの1部屋4人のところ。ツアーは添乗員さんを入れて合計12名ですので、3部屋を確保しています。(現地ガイドのPoさんは寝台車ではないようです)
私の同室者は、チベットの猪木さん(Otさん)とその友達のOgさん、それに、うちの下の娘の夫によく似ているSaさん。この3人の名前だけはわかりました。

旅行出発前、青蔵鉄道ではスーツケースは下段のベット下にしか置き場がないので、高さ60cm・厚み25cm以内にしてくださいとの連絡が届いていました。私、ちゃんとこれに従っていましたが(でも、とんでもない大きなスーツケースを持ってきた人もいました)、ベットの下に完全に収納できません。調べて見ると、座席の下に3cmほどの突起物があるのです。したがって完全に収納はできませんでしたが、他の同室者の邪魔にはなりませんでした。他に上のベットの横にもスペースがあります。
中にはしれっと寝台車の両側の出入り口に野菜を置いている人がいました。現地の人のしたことでしょうね。
最初、食堂車で使う野菜かなと思っていたのですが、どうも違うようです。ラサ駅で下車する時には消えていました。(笑)


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20:15 長いこと憧れていた青蔵鉄道は定刻どおり出発。出発のアナウンスもベルもなく、すーっと。ヨーロッパの鉄道のようで、いいねえ。
出発を待っていたかのように始まりました。酒盛りが。私を除く3人は猛者です。(笑)
間もなく、車掌さんが、チケットを回収して別のカードを渡してくれます。ラサ駅到着の前にまたチケットを返してくれるそうです。
次に、健康チェックの用紙が配られてきます。氏名の欄に署名をして、あとは添乗員さんが記入してくれました。この健康チェック用紙の写真を撮り忘れてしまいました。

酒盛りは続いています。3人とも強い。オウッカ並の白酒とVSOPをぐいぐいと、、、
それでも、顔色に全く変化なし。乱れた様子も全くないのです。
チベットの猪木さん(Otさん)は、この青蔵鉄道の中で一杯やるのが夢だったと言います。もう今回で中国は7回めだとか。
娘の夫似のSaさんは、バスでアメリカ一周をしたり、ボリビア、パタゴニア、ネパールなどなどを一人で旅しています。Otさんの友人のOgさんも世界中を旅しているようです。3人とも実にユニークな人ばかりなのです。いったいこの人達は何者なのでしょうか。(笑)


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列車の外は真っ暗。何も見えません。星空も見えません。残念。
ラサ駅着は明日の18:18です。ほぼ一日の列車の旅です。
22:00過ぎ、酒盛りも一段落つき、各自ベットへ。興奮していて今夜は眠れるかな。

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