[旅行]チベットに行ってきました。(4)

第2日目(その1)  8月31日(水)

第2日目は西寧市の観光をして、夕方、いよいよ青蔵鉄道に乗り込みます。
ここ西寧市の標高は約2300m。ここでほぼ一日市内観光をして、高地に慣れるのです。

昨夜お世話になったホテル(興鼎安大酒店)のロビーと部屋の様子。
ロビーには中国のホテルらしく、彫刻がほどこされた大きなつい立と巨大な珪化木が飾ってありました。
「あ、珪化木!」と私が言うと、例のご主人さんが側に置かれた中国語の説明文を読んでんでいます。
「本当に、かつらの木て書いてあります。これ桂の木か」と、、、。
え、珪を桂(かつら)と読み違えてはいませんか。珪化木の珪は二酸化ケイ素(SiO2)のこと。長い時間をかけて、土の中に埋もれていた樹木の成分が二酸化ケイ素に置き換わってできたものです。

このホテル、Wi-Fiもフリーで使えましたが、やはりFBやTwitterはつながりません。でも、香港SIM使えば全く問題なし。電源は日本のプラグがそのまま使えます。


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朝食はバイキング形式。乾燥した高地のせいでしょうか、野菜やフルーツ類が少ないのです。お粥が美味しいです。


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09:00 大型のバスでホテル出発。途中、渋滞に会いました。
西寧市は中国の西の方にある小さな地方都市と思っていたところ大都会でした。人口は約200万ほどとか。


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高速道路を約40分ほど走ってタール寺に到着。高速の両側は綺麗に植林されています。苗木も丁寧に育てられていました。
タール寺の入場口まで、いわゆる参道が続いています。観光客や巡礼者相手のお土産屋さんがたくさんあります。
大きな病院はタール寺のお坊さんのためのものらしい。


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遠くに見える黄金の屋根のところがメインの建物のようです。
入口前は広場になっています。中国人のツアー客で混雑しています。そのツアー客の服装がすごいのです。日本人の感覚さらすると理解できない格好から、パリコレから抜けだして来たばかりかと思うファッションまで、、。実に面白い。
この広場の一角でチベット族の民族衣装らしいものをたくさん並べているお店があります。これらの衣装は売り物でなく、観光客に着せて記念写真を取らせるのです。もちろん有料です。日本観光に来た外国人に和服や浴衣を着せるのと同じ発想です。
手作りのヨーグルトを売るおじさんもいます。
さすがに、日本人観光客はいないと思っていたところ、10人ぐらいの日本人ツアーに遭遇。他社が主催するツアーです。添乗員さん同士は顔なじみのよう。現地ガイドの女性中国人はいかにも頭のきれそうなタイプ。


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さて、肝心なうちの現地ガイドのPoさん、チケットを買い行ってからなかなか帰ってきません。
やっとPoさんが来ました。ところが入場できないのです。どうもチケットが間違っているらしいのです。
入口の女性の係員がパスポートの一覧と購入したチケットの種類を細かにチェックしてのクレームです。年齢によってチケット代金が違うのです。
Poさん、チケットの買い替えに、、、、。Poさん、真面目な人柄と思われますが、どうも要領が悪いタイプの方です。
先ほどの別の日本人ツアーのみなさんは何事もなく、さっと入場して行きました。2人参加女性の1人がイライラしているようです。まあ。ここは我慢するしかありません。なんやかんやで20分程のロスをしてやっと中へ。


さて、このタール寺、チベット仏教ゲルク派の創始者ツォンカバが誕生したした所に建てられた寺院で、広大な山の斜面(45万平方メートル)にたくさんの建造物(お堂)が並んでいます。主なお堂だけをを巡るににしても1日でも足りないでしょう。
おそらくここには貴重な仏典、美術品、金や宝石のような財宝が保存されていたはずです。文化大革命の時にどれだけの破壊が行われたかと、余計なことを考えてしまいました。

Poさんが有名なお堂に案内してくれ、丁寧に解説してくれます。時間をかけて。お堂内は撮影禁止です。
でも、あまりのも詳しい説明で、しかもちょっとおかしい日本語なので、理解できないところが多いのです。
その上、中国人(漢民族)のツアー客やガイドさんの声の大きいこと大きいこと。Poさんも困っている様子。


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お堂からお堂へ移動する途中、こういう施設がありました。タール寺の敬老院(養老院)です。
Poさんの話によると、タール寺のお坊さんは60才で定年。その後は、お寺と国家から年金が支給され、この敬老院でゆったりと余生を送れるとのこと。同行者一同「私も入れて!」(笑)

Poさんはしきりに言うのです。「お坊さんは国家から優遇されている」と。そこで、例の中国語の堪能なご主人さんが突っ込みを。
「Poさん、中国共産党員なの?」と。Poさん「え、ははは。違いますよ」と。Poさん、意外とただ者ではないかもしれません。
さらにPoさんは言います。「ここのお坊さんはかなりのお金持ち」と。お坊さんは信者の家庭に呼ばれて祈祷や仏事(日本で言うところの法事かな)でお礼をいただくそうです。
そう聞くと、ここにいるお坊さん、何か修行しているという感じはちょっとしませんね。スマホをいじっているお坊さんが多いのです。


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次は大金瓦殿。内部には入ることはできません。写真に写っている木は菩提樹。何かいわれがありそうですが、Poさんの説明ではわかりませんでした。五体投地をする人、お堂の周囲を回る人がいます。

タール寺のお堂には、ツォンカバとそのお弟子さんたち、パンチェンラマ、ダライラマ、多くの仏様が祀られています。チベット族の人が頭、口、胸の前で手をあわせてから深々と頭を垂れています。
驚いたことには、ギャル風の若い娘さんが、床に頭をこすりつけて祈っているのです。これには感動しました。
私もチベット風に手をあわせ、孫の健康をしっかりとお願いしてきました。


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大金瓦殿広場ではたまたま若いお坊さんたちの集まりに遭遇しました。ここで「問答」が行われるようです。
帰り道、もう日本では見ることのできない発動機付きの耕運機を発見。何かいい風景です。


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タール寺を出たのが11:30過ぎ。約2時間ほどの見学でした。
これから、昼食としてタール寺近くのレストランで、郷土料理をいただきます。

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