[日々]豊後高田市「昭和の町」
4月16日(水)、豊後高田市「昭和の町」に行ってきました。今回もSaさんご夫妻と一緒です。
昭和の町、以前からよくローカルのTVで紹介されたり、最近ではTVドラマになったりと何かと話題の多いところですが、たいしたところではなかろうと思っていました。ところが、、、。
すみません。私が間違っていました。地域の人たちが真剣に町おこしに取り組んでいることがよく伝わってきました。
これは、もう1、2度行かねばなりません。
10:00ちょと過ぎに着いたので、観光客はまだほとんどいません。昭和の町はこの通り(中央通)だけだろうと思っていましたが、、、。
「昭和の町 展示館」で散策マップをもらい出発です。昭和の町はかなり広いようです。
展示館にあった月光仮面などのポスター。小学校の時、講堂に集まって赤胴鈴之助や月光仮面の映画を見たなあ。
通りにあるお店は「昭和」を意識した作りになっています。昔の洗濯機、冷蔵庫、テレビなどよく探し出してきたものです。
中央通りから桂川を渡って銀座街商店街へ。
道路にこんな絵が書かれていました。
車は私たちの側を通る時、スピードを落としてくれます。中には、わざわざ車を止めて、「○○は見てきましたか」と声を掛けてくれる人もいます。
農産物直売所の向かい側に、ヤマブキ(一重の白)が見事に咲いている立派なお家がありました。Saさんのところもうちも黄色のヤマブキしかありませんのでしばらく眺めていたら、お家の人が出てきて、「持ってかえりませんか」とのこと。遠慮なくいただきました。すみません。昭和の町の住人は親切です。
お昼は当然蕎麦をいただきましたよ。お店は「ゑつ」。蕎麦屋をはしごするつもりでしたが、「そば処 響」は今日は定休日のようです。残念。
再び、中央通りに戻って、宮町商店街、新町2丁目・1丁目商店街を歩きます。想像に反して大きな町です。
たまたま「杵や」というお店に寄りました。ここのご主人さん、非常に魅力のある女性です。東京出身だそうで、この町の再生に早い時期から尽力されたようです。いろんな話を聞かせてもらえました。例のTVドラマの制作にも関わってきたとか。
有名な?アイスキャンデーもいただきましたよ。
あと、大人気と聞いていた「肉のなかお」のコロッケは本日休業ということでした。どうも水曜日はお休みのお店が多いようです。
最後は「昭和ロマン蔵」に。
ミゼットが展示してありました。このミゼット、よく横転していましたね。
ボンネットバスも。
当時私たちは「鼻高(はなたか)バス」と呼んでいました。このバスより新しくなると、ボンネットがなくなり、「はなくえバス」になるのです。ああ懐かしい。土日は「はなたかバス」に乗れるそうです。
ちょっと喉が渇いたのでお茶を。しゃれたお店もあるのです。
下駄屋さんもありましたので寄ってみました。この犬、有名なようです。
町を散策中面白い看板を見つけました。
昭和37年当時のガソリン価格。東京オリンピックの2年前、私、中学3年の時です。そして38年にケネディ暗殺があったのですね。
釣具屋さん?の前の貼り紙。どんぐり虫、何十年ぶりに聞きました。これハエ釣りに最高の餌です。子供の頃、買うと高いので、自分でドングリを拾いに行って作っていました。
こんな古い看板、よく探し出してきたなあ。マニアの人にはたまらんでしょう。
昭和の町、十分楽しめました。お昼近くになると、観光客が増えてきました。こうなってくると、どこかの町のように、「町」に関係のない人がただ商売目的でやってきて、オルゴール館やガラス館、テディベア館などを作りだすのですね。今まで真剣にこの昭和の町を作ってきたみなさん、そうならないようにお願いしますね。
さて、次回は土曜か日曜に出かけることにします。イベントもいろいろあるそうですから。
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