[日々]久住高原の野焼きに行ってきました。

3月13日(火)、久住高原稲葉牧場の野焼にボランティアとして参加してきました。

 

 

2009年以来、久しぶりの野焼き参加です。
毎年3月のこの時期は、大分トリニータの開幕戦と重なったり、私の仕事の関係でなかなか都合がつきませんでした。今年は3年振りの参加になります。今回も、野焼きボランティア歴約20年というSaさんに連れていってもらいました。このSaさん、野焼きだけではなく、秋の草刈りのボランティアとしても参加しています。

 

 

集合場所は国道44号線から久住高原コテージに向かって入ってすぐのところ。8時過ぎに着きました。一番乗りです。
ここから阿蘇の山々の景色がいいです。中岳からの噴煙も見えます。天気はいいのですが、風が冷たいです。 

 

 

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久住高原稲葉組合の組合長さんから、作業の説明があります。今年のボランティアの参加はウィークデーのこともあり約30名ほど。当初予定していた日曜の実施では、50~60名の参加申し込みがあったそうです。
大分県や竹田市、それにNPO団体や企業関係者も参加しています。私たちと同じように個人としての参加が多いです。県外からの参加者もいました。
組合員さんの話では、組合員の高齢化などにより、今後ますます野焼きの実施が難しくなるので、特に若い方のボランティア参加を希望しているとのことでした。 

 

 

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日本でも他ではあまり見ることの出来ないこの貴重な景観を維持していくには野焼きは必要です。多くの人は、この景色は何百年にもわたり、人間が作り上げてきたことを知らないそうです。九州の大学等で、生態学や自然保護などに興味をもっている若い学生のみなさん、是非、一日のボランティアに参加してみることをすすめます。実に多くのことを学ぶことができます。

 

 

牧野に火を放つ道具と火を消し止める道具。
私たちボランティアの仕事は「蠅叩き」の巨大なもの(名前を聞いたのですが、もう忘れてしまいました)で火を完全に消すことです。この「蠅叩き」は組合員さんの手作りです。野焼きは事前の準備も大変です。 

 

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ボランティアの人は4つのグループに分かれて現場に向かいます。Saさんと私は「南秋葉」チームで活動します。
「あざみ台」付近から作業開始です。今日の仲間のこの人たちは、福岡県からの参加です。

 


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9:30 作業開始。
孟宗竹の節を抜いて、中に灯油をいれた「たいまつ」を使います。今年はガスバーナー?も登場です。

 

 

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プロの火消し役です。地元の方が水をいれた袋をかついでいます。これは重たいでしょう。袋から出たホースの先端に水鉄砲のようなものが着いており、シュッ、シュッと水をかけて行きます。 

 


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夜の久住高原は相当に冷え込むようです。久しぶりに霜柱を見ました。 

 

 

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クヌギやカシワなどの陽樹林の下も慎重に焼いていきます。 

 

 

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久住の地理が頭に入っていないため、自分が今どの付近にいるかがよくわかりません。どうも大分県と熊本県との境を歩いているらしいのです。
高原の谷にはところどころ大木が残っているところがあります。カエデの仲間が多いのですが、この大木、ブナのようです。でも、葉が落ちていたため、幹の様子だけからでは確信がもてません。

 

 

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国道付近を焼いています。かれたススキは音をたててよく燃えます。
所有者が違う隣の牧野に火が飛ばないように注意です。巨大「蠅叩き」の出番です。 

 

 

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ハプニング発生。隣接する産山村の方も野焼きに来ていました。ぬかるんだ道に軽トラがはまり込んでしまい動けなくなっています。みんなで救助です。 

 

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産山村の人たちは人数も少ないようですので、稲葉牧場の方とボランティアでお手伝いです。
道路(防火帯?)に沿って、風下から少しづつ焼いていきます。火をつけるのも長年の経験が必要です。

 

 

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ふと気がついたことなのですが、産山村の「蠅叩き」が久住のものと違います。
木の先端に過ぎの枝を巻き付けたもの、木に葛を編んだものを使っています。久住は全て竹を割って葛で編んでいます。
うーん、何か理由があるのでしょうか。 

 

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別のグループの野焼き。遠くから眺めると実に綺麗です。

 

 

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最後に、集合場所付近を焼きます。
左手は牧草地です。道路際をきれいに焼きます。
右の写真の真ん中がSaさん。いやー、ベテラン野焼きボランティア、貫禄がありますねえ。 

 

 

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とういうことで、あざみ台、ヒゴタイ公園付近を中心に行った南秋葉グループの野焼き終了。他のグループもみなさんも次々に帰ってきました。
作業終了後、久住高原コテージで温泉に入って(ボランティア参加者は無料でした)帰宅。紫外線が強かったのか、鼻の頭を中心に日焼けしていました。
さあ、来年は知り合いを誘ってみよう。

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