原点に戻ろう。天皇杯第2回戦、対横河武蔵野FC戦。

10月11日(日)、天皇杯第2回戦、対横河武蔵野FC戦。3-3(PK 4-3)でかろうじて勝利。まさかPK戦までもつれ込むとは。
堂々と最後は気力で闘った横河に多くのトリサポは、昔の大分の姿をだぶらせたのかもしれない。

今日は市営陸上競技場で参戦。市陸での公式戦は実に7年ぶりという。
芝生席はピクニックシートに腰を下ろすサポも見られ、何かのどかな暖かい気配が漂う。九石ドームとはまた違った雰囲気もいいものである。

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横河のコアサポのみなさん。
「俺らの街からJへ」の断幕、胸を打ちます。
大分サポに向かって、「○○、○○、ニカイドウ!」と叫ぶ。最初の方が聞き取れなかったが、周囲のサポが「セキアジ、サキサバ!」と言ってると教えてくれた。うまい!。座布団3枚くらい上げてもいい。
「シンゴカエセ、シンゴカエセ!」も聞こえてきたし、トランペットの吹き鳴らし、マーチングも見せてくれた。横河のコアサポたち、遠く大分で俺らの街のチームを十分にアピールし、自分たちも楽しんでいる様子がよくわかる。微笑ましくていいなあ。

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トリニータのスタメン。
ベンチに入っていない選手達は、メインスタンドの最上段で観戦しているようだ。

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一方、JFL横河武蔵野FCのスタメン。
すみません。一人も名前を知りません。でも、日々きつい仕事を終えてから練習を続け、時間を見つけては選手自ら観客増員のため、ビラ配りをしていることは知っている。

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さて、試合。

 

このところゴールシーンを見せてくれないトリニータ、今日は下位カテゴリーのチームを相手に大量得点し、次節対清水戦につなげればと思い応援にきた。恐らく多くのトリサポもそうであったであろう。
ところが。。。。

 

大分の選手達は「俺たちは君たちとは格が違う。華麗なパスサッカーを見せてやろう。」とでも思っていたのであろうか。ヒールパスを繰り出したり、見応えのある足さばきも披露した。
でも、肝心なパスは読まれてしまうし、パスミスも多く、中には最後までボールを追いかけない選手もいる。おまけに、いつもの決定力のなさが露呈してしまい、前半戦は0-0で終了。
後半戦はこともあろうか、開始早々綺麗にゴールを許し、続いて2点目も献上。プロがアマ(すみません)相手に大分弁で言う「めんどしい」かぎり。
終了間際やっと高松がヘッドで1点返す。このまま終わるかと思ったが、ロスタイムが6分間、我が深谷のクロスに金崎が合わせて同点に。このちょっと長めのロスタイムに救われた。ああ、めんどしい。

 

延長戦。
さあ、プロとしてこれでは終われないであろう。東が見事な得点、相手の運動量も限界に達しているだろうから、さあ、今から大量得点かと期待したが。。。。
ああ、めんどしい、集中力を欠き、1点献上。これで、勝敗はPK戦に。ああ、もう本当に情けない。

 

PK戦。
ああ、めんどしい。トリニータ、枠外に外す選手がいた。
下川は久しぶりのスタメンで、最後の最後まで働かされるとは予想もしていなかってであろう。気迫のあるプレーで横河のキックをはじき、勝利をもたらす。

 


ああ、きょうのMVPは6分のロスタイムをくれた主審とベテランの意地をみせつけた下川か。

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試合終了後、グランドを一周する横河の選手たち。
トリサポから盛大な拍手が起こる。私の周囲では、大分に対する拍手よりはるかに大きかった。
大分のコアのサポからも祝福を受ける。あ、大仏様をもらっている。

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まあ、今日の試合、正直言って横河の勝ちだろう。
大分は下位カテゴリーチームと思い侮っていたのかもしれない。それに対して、横河はひるむことなく正々堂々真っ向勝負に出てきた。一生懸命ボールを取りに行こうとする。技術は多少劣っていても、この真摯な気持ちがプレーに現れていた。横河は好感が持てるチームである。
かって大分もこの横河と同じ時代があったはず。J2、J1と昇格し、昨年はナビスコで日本一に、Jでは4位の好成績を収めた。ところが、現状は。。。
大分の選手たちにも、フロントにもそして私達サポータにも奢りはなかったのだろうか。
今日、ここ市陸で、大分は一度原点に返る必要があることを、この若い横河のチームが教えてくれたのではなかろうか。

この記事へのコメント

オッパー : 2009/10/13 (火) 21:06:57

>YSさん

コメントありがとうございました。

格下だからといって手を抜くようなことを、もししていたとすれば、それは相手チームに対して極めて失礼なことだと思います。
本当に必死でプレーしてあの結果だとすれば、今のトリニータはJFL以下の実力しかないのかと言われても仕方ないでしょうね。

トリニータの選手たちには、横河のようにJリーグ目指してひたすら努力していた頃をもう一回思い出して欲しいものです。(と言っても、この時代を知っているのはもう梅田だけでしょうか。)




YS : 2009/10/13 (火) 08:20:37

オッパーさんのおっしゃる通りかもしれませんね・・・。
私的には2点目を取られた時点でトリの負けでした。

J2時代の昇格目指していた頃の市陸の風景を思い出したり、
来シーズンのトリの姿とラップさせたり・・・
何か空しさだけが残った天皇杯2回戦でした。
それでもトリから離れられない自分です。

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