日韓次世代交流映画祭

11月14日(金)、別府市ビーコンプラザで行われた、「日韓次世代交流映画祭」開幕式に行ってきた。

「次世代」という文言にちょと抵抗があったのだが、韓国映画や韓国歴史ドラマ好きなオッパーには見逃せない催し物である。年を顧みず思い切って出かけてみました。この映画祭、11/8?11/16の日程であるが、仕事などの都合で開幕式にしか出席できないのが残念である。

image02.jpg会場前には黒いスーツを着た若者がたくさんいた。まるで就職説明会の会場に来たようだ。
韓国映画に興味をもつ人が少ないだろうし、また今回の催し物もあまりPRが行き届いていないのであろう、会場には学生を中心に約400名程の出席者である。
開幕式というので、大学側から服装の指示が出ていたのであろうか、学生達が皆同じスタイルなのである。
映画祭という場であるからもっと自由で個性的な、中には奇抜な格好をしてきてもいいと思うのだが。。。
上から何か言われると黙って右へならえをする最近の従順な若者を年寄りのオッパーは理解できないのである。

この映画祭の実現に尽力された県立芸術文化短期大学、別府大学、韓国東亜大学などなどの関係者の祝辞に続いて、韓国の黒澤明と言われるイム・グォンテク監督、女優カン・スヨン、オ・ジョンヘからの挨拶があった。
監督は非常に温厚で控え目な人物のように見えた。また、女優の二人は日本ではあまり知られていないが、さすがにオーラが感じられた。

この後、イム・グォンテクの作品「風の丘を越えて?西便制」の上映があった。
イム・グンテク監督はこの他、「太白山脈」、「春香伝」、「酔画仙」、「下流人生」、「族譜」などたくさんの作品を作っている。オッパーは監督の最新作「千年鶴」以外は上記の作品は全て見ており、好きな監督の一人である。

映画「風の丘を越えて?西便制」はパンソリ芸人の親子三人の物語である。韓国の近代化につれて、民衆から次第に忘れさられいくパンソリ、また、差別されるパンソリの歌い手が描かれている。日本で言えば、なにわ節・浪曲に相当するものだろうか。また、昔、北陸地方を中心にいた瞽女(ごぜ)の物語といったところであろうか。
映画全般にわたって演じられるパンソリ、これを実際に歌っているのが主役ソンファを演じたオ・ジョンヘで今日舞台で挨拶をした女優さんである。この女優さん、韓国音楽科に進み、韓国の人間国宝といわれるパンソリの第一人者の方から指導を受けたという。見かけはごく普通の韓国女優さんといった感じがするが、すごい実力をもった人であった。
映画の終わりのほうで、田舎道(おそらく全羅道だろう)で三人が珍道アリラン(珍島アリラン?)を歌い踊るシーンがあるが、この会場で見てもまた感動したのであった。
パンソリと言えば、韓国ドラマ「英雄時代」の中でも主役の恋人役(名前は忘れてしまった)が歌っていた。役者本人が歌っているのかどうかはわからなかったがこれもよかった。

さて、この日韓次世代交流韓国映画祭、今回は半日しか行けなかったが、来年も是非参加したい。湯布院の湯布院映画祭、韓国釜山市の釜山映画祭が定着している。日韓映画祭は別府市で続けて欲しいものである。

 

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